kitakitajijiiのブログ

国鉄時代の駅弁、列車の想い出と食のブログ

寝台特急「あかつき」佐世保その1

 新大阪と長崎・佐世保を長年走り続けた寝台特急「あかつき」。新幹線博多開業前の昭和49年は最盛期で、なんと7往復のあかつきが走っていました。そのなかで長崎は3往復・佐世保は2往復運行していました。「あかつき」が長崎・佐世保に統一される前は、西鹿児島行きや熊本行きの「あかつき」も存在、バラバラ感がありました。併結列車も多様で大分行きの「彗星」、熊本行きの「明星」のパターンもありました。

 佐世保行きのあかつきは昭和43年10月、ヨンサント-といわれる国鉄史上最大級のダイヤ改正で運行開始されました。更に昭和48年10月の改正で更に1往復増発、2往復体制となりました。

 佐世保発の長距離列車はこの時期が最盛期で、寝台列車は東京行「さくら」新大阪行「あかつき」2往復、大阪行急行「西海」京都行特急「かもめ」呉行き急行「出島」など大都市と地方都市佐世保が繫がっており誇らしい感じでした。f:id:kitakitajijii:20190804102347j:plain

昭和51年7月早岐を出発する「あかつき」

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電化開業後もしばらくはディーゼル機関車がけん引していました。

つづく