国鉄型キハ66・67ついに運行廃止
廃車間際のキハ66・67 早岐駅にて 2021年6月下旬
昭和50年3月、新幹線博多開業記念の福岡博覧会からの帰り、国鉄博多駅の篠栗・筑豊線行きのホームで斬新なディーゼルカーが入線していました。
外観と塗装は急行型、室内はなんと座席はクロスシートで、特急型車両を彷彿させる列車に衝撃を受けました。飯塚直方地区の人がうらやましくなったほどです。
それから約25年後、筑豊地区から大村線に運用が転属され、毎日目の前にある佐世保線でその国鉄型車両目にすることができました。
中でも2編成は旧国鉄急行型カラーに再塗装され、その姿を見ることが出勤時の元気の素になり 楽しみの一つにしていました。
またしばしば国鉄を懐かしむ企画、国鉄時代の急行の名称を復活させた列車ツアーを、いつも注目していました。
製造以来46年間、いつ廃車になってもおかしくない車両でしたが、ついに5月下旬にこの車両が6月末で廃車との報道がされました。国鉄を懐かしむことのできる列車がなくなりとても寂しくなりました。