寝台特急「さくら」ラストラン②
2005年2月28日で廃止の寝台特急「さくら」号。その最後の数日間のお別れセレモニーの期間中、ヘッドマークは長崎・鳥栖間、昔から伝統の「さくら」単独のものに取り換えられました。
2005年2月 ラストラン間際の寝台特急さくら
このヘッドマークも様々な種類のもがありました。国鉄時代からの九州のものは、さくらの花がピンク色のものが主流です。東京発は白い花にピンクの縁取りでした。
このヘッドマークの取り付けは、JR九州の粋なはからいに大いに喜ばれました。
またこのころ、心ない人によるヘッドマークの盗難事件も発生しておりニュースざたになりました。発車前待機中の寝台特急さくら2005年2月
また、最後の「さくら」の編成にはオロネ15の個室A寝台が加わりました。
「さくら」廃止以降の次の編成(はやぶさ・富士)の準備をスムーズにするためのわずかの期間の編成です。
さくらへのA寝台は佐世保編成の廃止以来7年ぶりでした。しかも個室寝台は20系の時以来三十数年ぶりの復活でした。
つづく