kitakitajijiiのブログ

国鉄時代の駅弁、列車の想い出と食のブログ

駅弁の想い出 鳥栖駅②

 鳥栖駅では昭和31年に「焼売」の販売が開始されました。鳥栖名物として有名になり東の「崎陽軒」、「西の中央軒」といわれるようになりました。

 一時期、昔からの「焼売」の販売がなくなり、鳥栖焼売ファンをがっかりさせましたが、後年、昔からの味を復元した商品が復活しました。

 商品名、パッケージとも昔の「焼売」から「焼麦」に変更されましたが、味は昔のままスパイシーでとても味わい深いです。どうせならば掛け紙も昔のデザインに復元してほしいものです。

 現在では赤い箱の「焼麦」と薄茶色の箱の2種類あります。赤い箱のシュウマイは昔の味の復元バージョンです。後者は中身は特殊なパックに入っており、日持ちがするタイプ、味はマイルドでジューシーな味でそれはそれでとてもおいしいものです。

 赤い箱の商品が、昔の味復元のものでスパイーシーな味がとても魅力、懐かしい想い出の昭和の味がそのまま残っています。是非これを選びましょう。圧倒的におすすめです!!

 今では鳥栖駅の中央軒直売店博多駅の駅弁売り場に販売してあります。

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鳥栖駅 焼売 300円 昭和49年9月の掛け紙

 

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鳥栖駅 とりちらし寿し 250円 昭和49年3月の掛け紙

 こちらは、珍しい「とりちらし寿し」の掛け紙です。あまりメジャーではなかったようで、ほとんど記録に残っていません。寿司ご飯の上に、かしわめしのようなパターンでかしわ肉や錦糸卵、山菜が上にのっていたたような記憶があります。

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 鳥栖駅スタンプ

SLのデザインが面白い鳥栖駅のDJスタンプです。私の最もお気に入りのスタンプでした。

 

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  昭和51年8月鳥栖駅 幕ノ内500円   昭和54年鳥栖駅 幕ノ内500円

国鉄のキャンペーンDISCOVERJAPANも終了し、一枚の切符から、そしていい日旅立ちへと変わってゆきました。

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復刻版の焼売。昔の味そのままです。  スタンプも一時復刻版でした。

次回へと続く